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來様

聖「ひな、の…さんですか。では、私のことはシロとでもお呼びください。」

自己紹介をされてはこちらも名乗るしかない。せっかく来てくれたのに名乗らないなんて無礼だ。でも、彼女は私が怖くないのだろうか。ただでさえ、妖怪というだけで恐れられるのに私は無表情。もっと怖がられてもいいと思うのだが……。

月無様

健吾「…よく分からないが、大丈夫、なのか？」

オレは人間のことを知らない。だから、人間がどんな感情を持つのか分からない。それ故に、今どんな言葉をかけたらいいのか見当もつかない。

奈緒様
参加ありがとうございます。
セクシャルなんですけど、攻めであってますか…？

環「ん……？」

猫の集会に集まっていた環は普段聞き慣れない足音、息遣いに気付き耳を澄まし、その音のする方向へと進んで行く。久しぶりの人間だ…何しに来たんだろ？まるで何かを探すかのようにキョロキョロと辺りを見回している。探し物だろうか。

「ねーね、キミ此処で何してるの？探し物？」