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>>212

レティシア「っ！？スコルさん、失礼致します。」

拒絶に一瞬怯んだが問答無用で駆け寄り体を支える。傷口が開いていただなんて気が付かなかった……。ちょっと痛むのかと思ってたのに、ここまで覚束なくなるなんて。

レティシア「申し訳ありませんが急いで処置しないと次の任務に支障をきたしますので、誰か呼んで参ります。どなたでしたら安心なさいますか？」

今私が心配と言っても信じてもらえないだろうから、任務を理由にしよう。心臓が軋むのは驚いているからだ。