二次なりきり掲示板

Re: 【Fate】語られない話の一つ【募集中】 ( No.107 )
日時: 2019/03/04 00:02
名前: 遥雷 (ID: nLPrrFyW)

>>104

クー「……っ、お、りゃぁ!」

一振、二振り、無茶な槍使いをして魔獣の体を傷つけていく。あまり下手に動くと魔力切れを起こしそうだ。けれど手加減をしてかてるほど、目の前の相手は甘くもない。

「(あっちも、そろそろ限界か?……覚悟決めるしかねぇーな)」

気配だけでバジリスクの位置や魔力の流れを読みとれば、口端をにっと上げてから槍を構え直す。マスターは随分と離れた場所にいるし、多分こいつを倒せば低級魔獣達の統率も出来なくなる。そしたら少しぐらい休む暇があるだろう。いや、なくては困る。魔力回復の時間が無いのは流石にキツイ。

これで最後だ。そう口の中で呟けば、全速力で魔獣との距離を詰めて背中へと飛び乗る。振り落とされる前に心臓の上へと槍を付き刺せばそれで終わりだ。もちろん槍には自分の魔力を込めて、内側から爆破するようにも仕込んだから、そのまま後ろへと飛び退いて。


マシュ「っ、ロビンさん!」

ぱっと表情が明るくなるのは許して欲しい。彼や自分のマスターが傍に居ないのは気になるが、彼の口から何も言われないということは無事なのだろう。
どうやら相手もこの殺気に気づいたらしい。あたりに警戒する背中を見つつ、自分もなにか起きた時に対処ができるよう盾を構えて。

【んー、今現在考え中で、もし誰か候補がありましたら教えてくださいませ】


>>105

「構わないさ。どうせ暇をしていたしな」

相手の言葉に軽く答えつつ、中身のないカップを下げれば口の端を少しだけあげる。相手に安心してもらおうと思っての笑みなのだろうが効果があるかどうかは些か不安だ。赤い弓兵は、あまり笑うことになるていない。それも自然と、相手を安心させる笑は、どちらかと言うと苦手だとも感じている。

___________

「ありがとう、ドクター」

差し出されたカップを両手で受け取って微笑みを返す。香る匂いからするにアップルティーだろうか。確かにマカロンにはちょうどいいし、少し眠い体にはこれぐらいがいいのかも知れない。そっと口をつけて一口飲めば、その美味しさに再び頬を緩めた。コーヒーのような苦味も好きだけど紅茶みたいな優しい味も好きだ。

「…うん、美味しい。流石ドクターね」