二次なりきり掲示板

Re: 【Fate】語られない話の一つ【募集中】 ( No.85 )
日時: 2019/01/27 09:47
名前: ユーニアス ◆EBbjDd75mY (ID: zi/NirI0)

>>84


 わしゃわしゃと頭を撫でられて、いつもの笑顔とは違う自然な笑顔で笑う。大袈裟に見える笑顔は癖みたいな物だ。なるほど、彼も同じ考えなのかと思っていたが、先程投げかけた問いに対する彼の答えを聞いて、何かに気付いた様な表情をする。

バジリスク「おぉ、なるほど、確かにそうだな……マスターに何かあったら駄目だな。
      その考え、心に留めておくよ」

 自身を、蛇の王として恐れられ、恨まれた自分を現界させ、サーヴァントとして迎え入れてくれた恩人に等しいマスターを置いてきぼりにする事は確かに良くないな。そんな事を思いつつ過去のフラッと失踪した出来事を反省していると、突然歩みを止めた。

バジリスク「……着いた。やっぱり、何かおかしいな……」

 突然空気に入り混じる、どこか異様な気配。それは黒い霧のようにもやもやで、殺意の様に悪寒を感じさせる何か。ここら辺の何処かに、何かがあると思わせる気配。何だろうかと首を傾げる。何しろ、現界してからの期間が短いというのがあった。



ロビン「言われなくとも、分かってますよ、と」

 既に支えていたロビンは少し笑って言う。やはり急に魔力を消費したのが良くなかったのか。そんな事を思いつつカナリアの体を支え、彼女に歩調を合わせる。

ロビン「それと……次戦闘があったら、俺に任せて下さいよ」

 歩く先を見ながら呟く様に言う。マスターの魔力が空になったりでもしたら大変だ。そんな事を心で呟き、カナリアを見て優しく微笑む。