二次なりきり掲示板

Re: 【Fate】語られない話の一つ【募集中】 ( No.86 )
日時: 2019/01/26 21:30
名前: イーゼ (ID: zi/NirI0)

>>78

【用事によって来れずにいました、誠に申し訳ありません……!】


「……ありがとう」

 教えてくれるという事に、こういう時は素直にありがとうと言えばいいのだろうかと思ってそう言えば、穏やかな微笑を浮かべる無銘をじっと見つめて首を傾げる。

「お前が笑う所は何度か見た事があるが……その表情は初めてだな」

 まぁ、私も初めての表情を見せたからおあいこか。そんな事を心で呟いて、カフェオレを飲む。クッキーに手を伸ばした時、手首に巻き付くように付けられた赤い蔦の腕輪が目に入り、手を止める。
 何故だろうか、朝見た時に比べると何かが違う。毎日腕輪に変化がある事は気付いていたが、一日で変わるのは初めてだ。伸ばしていた手を引っ込めると、腕輪をじっと見つめる。


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「あぁ、起きてるよ。ちょっと待ってね」

 そう言って部屋の扉まで駆け寄ると、扉を開き「おはよう」と微笑みながら言う。

「君のおかげでぐっすり眠れたよ。ありがとう」

 心配してくれたからこそ、きちんと睡眠を取ることが出来た。その感謝の気持ちを素直に告げる。徹夜ばっかりだったからなと思いながら、「君はぐっすり寝れたかい?」と尋ねる。何しろ終わるまで付き添ってくれたんだ。彼女に影響が出ていなければいいんだけどと心配する。