ALLジャンルのオリジナル小説、ライトノベル、二次創作小説、ss小説やイラスト投稿なら「小説☆カキコ」

【>>29
　ありがとうございます!では、始めさせて貰いますね!
　三人いるので、台詞前には名前を付けさせてもらいますね!】


白野「……シャルル?ネロ?……あれ、タマモもいない」

　木々が生い茂る森の中、辺りを見渡しながら白野は呟く。数分前までは確かに皆が居た。ベースキャンプで会話をしている時、突然視界が暗転して、体が倒れて……ネロが咄嗟に伸ばした手を掴み損ね、気付けば森の中に一人。

白野「とりあえず見晴らしの良い所に……?」

　微かに遠くから聞こえた金属音に足を止める。金属音に伴い、稲妻の様な音も聞こえた。音の正体を確かめようと、警戒で木の棒を拾い歩み始める。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ジーク「はぁ……はぁ……」

　躓かないように足元を確認しつつ、必死になって森の中を走る一人のサーヴァント。肩や頭からは血を流し、片手に持つ剣の柄も血に濡れている。
　微かに動きが鈍ったその一瞬、ジークは勢いで振り返ると剣を素早く横に薙ぐ。稲妻の鷹が真っ二つに斬れ、その場で音を出して弾けた。
　視界の先で佇み、少しずつ距離を詰めてくる男性……サーヴァントを、ジークは強く睨んだ。

ジーク(駄目だ、逃げ切らないと……
　　　　マスターが居ない今、コイツには勝てない……一体、何なんだよ!)


【フロガ、喋ってない……まぁ、後々喋りますので!すみません!】