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二次なりきり掲示板
- Re: fate&ALL:異界英霊記(大募集中) ( No.43 )
- 日時: 2019/03/09 01:50
- 名前: 遥雷 (ID: nLPrrFyW)
間に合った、とは言わないのかもしれない。ガシャリと鎖の音を立てて目的の場所まで走り抜いたクリミナルは、辺りの様子を素早く理解しつつ、何が最善なのかを見極める前に剣をクルリと一度回す。口の中で唱えた呪文は護るためのものであろう。先程ワイバーンを縛り上げた鎖は、オンルッカーの背に居る二人を護るように木から木へと伸びてゆく。簡易的な檻や柵のような物だ。
クリミナル「お怪我は?」
端的な質問とともに、短剣を構えた状態で後ろの二人へと向き直る。背中から攻撃されるかもしれないなんて思考は持ち合わせている。けれどオンルッカーがどうにかするだろうと、そんな自信があるからこそ背中は酷く無防備だ。
彼女が二人を護ったのはオンルッカーが庇っていたから。彼が護るならば悪い人たちではないのだろうと、マスターが信頼する相手を信じる心はあるため、何も聞かずに行動を起こして今に至る。怪我をしているのならば早めに避難をさせた方がいいかもしれない。色々聞きたいことはあるが、それはこの場を逃れてからでもいいだろうと頭の片隅では思考をめぐらせていた。
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