ALLジャンルのオリジナル小説、ライトノベル、二次創作小説、ss小説やイラスト投稿なら「小説☆カキコ」

【遅れてしまい、申し訳ありません。
　スレ主が遅れてしまうなんて……詫びきれないです。いつもすみません】

>>43
>>44


　横目で二人の様子を見る。二人は来てくれたクリミナルと話している。やっぱり来てくれた、と心の中で呟けば、目の前にいる敵の方へと視線を戻す。
　クリミナルが此処へ駆け付けてくれる事は、予想してた。信じていた、の方が正しいだろう。彼女が来たからにはもうあの二人は大丈夫。そう確信する事が出来た。

　直後、予想外の事に笑みが消えてしまう。
　相手が槍を地面に突き刺した時、とてつもない魔力を感じた。それは過去に感じた事のある、『神霊』を目の当たりにした時の魔力とほぼ同じ様で。

オンルッカー「……まさか……君って」

　思った事を口にしようとしたが、その体は地面を蹴っていた。
　始まった詠唱。天高く昇る炎と雷。嫌な予感しかしなかったオンルッカーは、双剣を片手剣に変えて一気に振り下ろす。