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>>34

凪「は、はじめまして。私は江藤凪です。で、こっちは...」

夏凛「三好夏凛よ。貴方は、ここに住んでる方で間違いないかしら？聞きたい事があって...変な質問なのだけれど、ここはどこかしら？」

家から出てきたのは一人の少女だった。
刀を持っていたので驚いたが、凪が先に挨拶したので、私も頑張って心を落ち着かせて話した。

凪「なんか、私も夏凛ちゃんも、気がついたら見知らぬ場所に居て...早く家に戻らなきゃいけないのに、現在地すら解らなくて...せめてここが何県の何市かだけでも教えてもらえると助かるんですが...」