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>>206

【了解です！】

捺「瑠音！？本当に瑠音なの！？」

急に青く光ったと思ったら、そこには瑠音がいた。
まさか、アーヴァルに続いて瑠音までこの遺跡に来るなんて...

捺「あ、悪魔さん達に自己紹介してなかったっけ。私は赤坂捺よ」


<琴side>

瑠音。さっきアーヴァルが言っていた名前。
アーヴァルは会いたい奴に会えたんだな。
アタシも、会えないかな...
そんな事を考えていたら、なんと天井が崩れてきて...
幸い、誰も居ない場所で崩れたからよかったが。

そして、天井に出来た穴から異なる２つの声がした。

「落ち着いてゆうちゃん！コトちゃんは無事だから！」
「なら余計早く探さないと！琴きん！どこにいるの、琴！」

その声は段々近づいてきて...
やがて、声の主が姿を現す。
それは、アタシが良く知る人物で...

琴「悠里に椎菜...？」
「うん、私だよ、コトちゃん」
「琴！そうよ、私よ！」

二人はアタシに気づくや否や、抱きついてくる。
その後、椎菜が周りの雰囲気を読んで、自己紹介をはじめた。

椎菜「えっと...こほん。はじめまして。大宮椎菜です」
悠里「はじめまして。先程は取り乱してごめんなさい。明石悠里です」