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>>305
【カガミさん、キャラシokです！宜しくお願いします！】


【では、開始します！初回はみんな1層からお願いします。後からキャラを追加した場合や、途中参加の方は最前線より上の階層ならどこでもokです。導入部分は前回と違う風にしようとしたら長くなってしまった...コウさんは後から合流させます】


<捺side・第１層>

『ドスッ』

そんな音と共に、私は背中から石造りの床に重力によって叩き付けられる

捺「イタッ。なんなのよ一体......え？」

背中を手で押さえながら体を起こすと、そこは見知らぬ場所。建物内部のようだが、造りといい壁にある松明といい遺跡のようだった。私の表情は絶望で満ちた。そして直感で悟った。ここは別世界だと。何度もループしてきたから、空間は渡る感覚は身に付いてしまっていた

捺「嘘でしょ？折角幸せになれたのに......それに、時の精霊の力はもう無いのに。何で.......
って、何しょぼくれてるのよ私は！第一、ここに飛ばされたくらいなんだから、探せば帰る術も見つかる筈！そうと決まったら探索開始よ！」

両手で自分の頬を叩き、自分で自分の士気を上げる。そして、可能性でしかない帰還方法を希望にする。こうでもしないと正常でいられなかった。剣を両手に探知魔法の範囲を全開にして、私は遺跡の奥へと進みだす


<悠里side・第一層>

捺が遺跡に飛ばされたのとほぼ同時刻

悠里「ここは...どこなの？」

つい先程まで普通に生活していた筈が、突如として強烈な眠気に襲われ、目が覚めたら見知らぬ場所に居た。私はこれは誰かの仕業だと仮定し、犯人を考えてみる

悠里「まさか、琴の悪戯？いえ、違うわね。琴は空間魔法は苦手分野だもの。だから...他の誰かが犯人かしら？
ふふふ...私に悪戯を仕掛けるなんていい度胸じゃないの」

不敵な笑みを浮かべては、犯人に出会ったらどうしてやろうかと考えつつ、歩き出した