ALLジャンルのオリジナル小説、ライトノベル、二次創作小説、ss小説やイラスト投稿なら「小説☆カキコ」

>>82

リゼ「ありがとう、助かったよ」

ワリオの体当たりによって、天井が空く。

リゼ「さて、上に行こう。これくらいの高さなら登れるな。私が先行って周りを確認するから、少し待っててくれ」

高さを確認し、落ちてきた天井を踏み台に、上層へ登る。
モンスターの気配は無いし、罠も無さげだな。

リゼ「よし、問題ないぞ！」

下で待っている皆に呼びかけた。

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
＿＿＿＿＿

一方、第３層では。

球子「上層で水の音か。こりゃ、間違いなく、タマ達以外にも誰かいるな」

上から、水の音がした事から、タマはそう推測した。

杏「その人達の事が心配だけど...少なくとも、水が下層にくる事はないよね」
球子「ああ、前の経験から大丈夫だろ！」

そう確信できるのは、タマ達が２層で同じような罠にかかってしまったからだ。
それで慌てて３層に逃げたら、なんと水は来なかった。
この遺跡じゃ、罠の類いの影響は他の層には来ないのだろう。