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ローザ「んー？……！」


ナイフから瞬時に鎌に変わり少し目を見開くも、すぐに不敵な笑みに変わる。だが何を考えたのか、そのまま鎌を受け入れ、右肩に鎌が突き刺さる。血がどくどくと流れているにもかかわらず右手で鎌を持ったリクの腕を掴む。


ローザ「随分と物騒だな、君は…でも、素晴らしい力だね…！」


そのまま肩に刺さった鎌を抜くようにしてリクを持ち上げると、ポイっと放り投げる。そしてシルヴィの振りかざした剣は龍の腕に変えた腕で受け止める。『ガキィィン』と、龍の硬い鱗と剣がぶつかり合う音に微笑むとそのまま薙ぎ払いながら後方へと飛び退く。


ローザ「痛みってなんだろうねぇ？私は生まれてから今までそれらしいものを感じないんだよね〜？自分の体から血がとめどなく流れていても、ね？」


ニコニコとしながら話す彼女の負傷した肩は黒い煙と共に修復中で治っていく。