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ローザ「……見境なくのストレートな攻撃か……嫌いじゃないよ、そういうの」

亜空間から取り出した獄炎を纏う大鎌でモードレッドの放った雷を切り裂き、由美奈の放った火球特に避けることもせず喰らう。ぶつけられたことで火傷を負うが、平気そうな顔をしてはその火傷部分が黒い煙と共に少しずつ少しずつ癒えていく。


ローザ「成る程……そちらのお嬢さんと騎士ちゃんの魔力としては申し分なし…………今の私があと…200分の1の強さしか無かったら重症だったかもね」


“ 避けられなかった ”のではなく“ ワザと避けずに ”相手の放った攻撃の威力をその身をもって体感した…。常人ならば鉄製の鎌で雷を切り裂いたのだから感電という痛みに耐えられない筈。火球をモロに受ければ痛みで叫ぶ筈。なのに彼女は何１つしない。否、することができないのだ…何故なら彼女には『痛覚が無いから』。骨に響く感覚や痺れることはあっても、痛いとは感じないのである。