二次なりきり掲示板

Re: 魔族と魔法少女による戦争と日常【ALL。募集中】 ( No.280 )
日時: 2019/11/22 17:56
名前: アリサ (ID: 6B38yoz9)


某日、ビル
シエルは、ローザ、須美、由美奈の意見を聞き、真剣な表情に変わり、言葉を紡ぐ。
シエル「確かに、今は、そうかもしれないが、いずれ、分かり合える時が来る。どんなに時間がかかっても、いずれはな。(それから君(由美奈)の気持ちはわかるよ。)」と言ってから、何かを考える素振りしたと思ったら、言葉を紡ぐ。
シエル「そうだな。では、少し悲しい昔話をしょうか。」
そう言うと、シエルは、話し始める。

語り手:シエル
昔々、とある所に一人の魔族の少年がおりました。その少年の世界は、この世界によく似ていました。しかし、少年は、その運命を嫌っていました。そう、少年はどんなに時間がかかっても、お互いの種族が分かり合い、共存し、平和に暮らせるように、少年は、その為だけに戦っていました。そんな、あの日、少年は、戦いの中、一人の人間の少女と恋に落ちました。しかし、運命とは、残酷なものです。一族はその存在そのものを異物とみなし、認めようとしなかったのです。唯一、わかってくれたの少年の家族のように慕っていた使い魔でした。それもあり、少年は、その戦いの中、その人間の少女を連れ、逃げることを決意しました。しかし、何処からかその話を聞き出した仲間の魔族達は少年とその人間の少女に襲いかかりました。しかし、その時、唯一、わかってくれたの少年の家族のように慕っていた使い魔が少年とその人間の少女を救い、無事に逃げることができました。
時は立ち、まだ、戦争が終わらない世界、そんな中、無事に逃げることができ、隠れて、少年と暮していたその人間の少女は、その魔族の少年との子供を授かりました。勿論、少女も、少年も、喜びました。ついに、その子供は産みました。しかし、そんな幸せな日々は長くは続かなかったのでです。何処からか、その噂を聞きつけた仲間の魔族と人間に見つかったしまったのです。少年は、その人間の少女を守るために戦いましたが、仲間の魔族と人間の攻撃から少女を守ることができず、少女と少年は、生まれたばかりの子供は残して、死んでしまいました。

シエル「おしまい。」
シエルは、話を終え、ローザ、須美、由美奈を見た。

某日、森林公園
美桜「そんなことは、私は気にしていないよ。まっ、私のも悪いどころがあったし、ごめんなさい。」
美桜は、若葉、月夜、桃に謝ってから、月夜の話を聞いて、答える。
美桜「月夜ちゃんが持ってるその宝石、『ソウルジェム』って、言うんだ。やっぱりの月夜ちゃんの命なんだね。」と言ってから、美桜「うん、何でだろう。ねえ、でも、何となく、分かっちゃたんだよね。その宝石が命だってこと。それにこのままあの濁りを放置したら、いけない。って事も。後、濁りが消えたのは、私の魔法の力だよ。」と言うと、美桜は、鞄からもう一度、『消』のカードを出す。
美桜「私の魔法は、ねえ、魔法のカードの力を使って、色んなことが出来るの、月夜ちゃんのソウルジェムの濁りを消したのはこの子だよ。」と言うと月夜に『消』のカードを見せる。
美桜「この子はね、消(イレイズ)さんって言ってね。物体や記憶を"消す"能力を有しているの、まっ、能力を使ってる間は、私、無防備になっちゃう難点なんだけどね。でも、それでも、この子も含めて、カードさん達は、私の大事な友達なんだ。」
美桜は、笑顔になる。
美桜「わあ、月夜ちゃん、笛を弾けるんだ。凄いね。」
美桜は、月夜が笛を弾けることに対して、褒め、月夜の笛の音の耳を傾ける。