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>>624

千景「ふふ、解ってるわよ。二人が暗い顔をしてるからちょっと言ってみただけ。千代田さん、拠点に転移してくれる？」

桃「解った。みんな、抵抗レジストしないでね。転移できなくなるから」

意地悪っぽく千景が笑みを浮かべては、桃に魔法を使うように頼む。そして、一緒私達は光に包まれたと思いきや、視界には桃と千景、それに栄市中央区のアパートさかえがあった。

若葉「二人とも、ちゃんと転移できたか？」

私は周辺を見渡して月夜と月咲を探す


>>625

須美「はい！初めてここに来たときや、モールに向かった時は全然見てませんので。それに見て回って地下街の地形を把握しておければ、今後の移動も楽になりますし、魔法少女が攻めてきた時に優位に立てます」

頭の固く、戦い慣れした勇者ならではの考えを述べる。まさしく一石二鳥。地形の把握はこの地下街が戦場になった時に、土地勘の差で此方が少しでも有利になれる。