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>>747

ツバキ「んー...どっから説明すればいいかな？簡単に纏めると、この世界には魔族と魔法少女が居て争いになってて、さらに仲間割れして過激派、穏便派、中立派に別れたってとこかな。
中立派の皆の現在地は解んないなぁ。川浜町の海岸で別れてその後どうしてるんだろう？」

ウスユキやサクラが聞いたら『纏めすぎ』と怒られそうな程簡略しているが、うち自身この時代に来たばかりで詳しくは解らない。ここにはヒマワリ達もいるそうだから、今度会って情報交換しないと

ツバキ「ふぇ！？うちが！？無理無理！！うちなんて力でゴリ押ししてるだけで技術なんて素人だよ！」

カンナの申し出に目を白黒させ、首を横に激しくふる。そういう技術はヒマワリかウスユキかサクラに頼んで！

そんなこんなで戸惑っていると、スタっという音と共に一人の人間が現れる

響「何だ？少し前から話聞いてたら随分面白い話してるじゃないか。
そこのお前、剣技なら俺と一緒に鍛練しないか？お前の刀やお前からとてつもない力を感じる。
あ、俺は諏訪響。魔法少女過激派のサブリーダーってのをしてる者だ。ああ別にお前らから攻撃してこない限り手を出さないさ」

剣呑な雰囲気を放ってうちとカンナを一瞥すると、気さくに笑ってみせてカンナへ提案を持ちかける響。その言葉や表情から嘘をついてる様子は感じなかった