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月夜&月咲「・・・。」
月夜と月咲は桃の圧に負け、黙りこんでしまった。そして、月夜と月咲は互いに目を合わせた後、気まずそうに、目を逸らした。
月咲「・・・あ・・・忘れてた。若葉、桃、月夜ちゃん、報告なんだけど、月夜ちゃんに記憶操作を施した奴は、探してみたけど、いなかったよ。ウチ、また探して来るよ。」
月夜「一人で・・・でございましょうか？」
月咲「うん。一人で。」
月夜「・・・！そんな！」
月咲「ウチはね、月夜ちゃん、月夜ちゃんの為に、一人で月夜ちゃんに記憶操作を施した人を探してる！心配は要らないよ。若葉、桃、千景、もし、魔族の過激派と戦闘ってなったら、月夜ちゃんを守ってあげて。月夜ちゃん戦闘向け魔法少女じゃないから。」
月咲はそう言うと、月夜の耳に口を寄せ、
月咲「大丈夫だよ。月夜ちゃん。必ず、帰ってくるから。月夜ちゃんの・・・大事なお姉ちゃんとそのお友達のいるこの場所に。」
と囁いた。
月夜「・・・月咲ちゃん・・・。分かりました・・・。」
月咲「桃、千景、若葉、月夜ちゃん、行ってきます。」
月夜「・・・行ってらっしゃいませ・・・。」
月夜は涙を流し、妹に笑顔を見せた。月咲は踵を返し、走り出した。