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【ふむふむ……とりあえず分かりました。違っていたなら恥ずかしいですが……。それは置いといて、アネスサイドを進めますね。】

私は北区に来て、特に何もしないまま誰かを待っていた。誰かって？私も知らない、そんな誰か。待っている間、どうしようかな……？でも顔は見られたくないし……。
「うーん、暇なの……。誰かいないのー？」

【誰か絡んでください！】

【では、絡ませて、いただきます。】
月咲サイド
月咲は北区を探している。
月咲「さて、北区まで、来たけど、どっかに居ないかな？月夜ちゃんに記憶操作をした人。」
月夜サイド
月夜は走るのを止め、踵を返した。
月夜「ごめん。ちょっと、待って。さっき、笛、落としちゃってた。」
月夜はそう言うと、笛を拾い、再び、踵を返し、走り出した。