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灯花は若葉を見付けると、抱き付いた。
灯花「若葉お姉さま、何処に行ってたの？アパートさかえにもいなかったし、心配したよ？桃お姉さまは？わたくしもねむも桃お姉さまを探してるの。」
ねむ「若葉お姉さん、そちらの人は？聞きたいのだけれど、灯花は何故、若葉お姉さんになついてるの？あ・・・すみませんでした。初めまして。僕・・・いや、私の名前は柊ねむといいます。若葉お姉さんになついてる里見灯花の幼馴染みです。」
ねむは車椅子に座りながら、千景に自己紹介をし、お辞儀をした。
ねむ「灯花、僕達がいる前で、若葉お姉さんに抱き付かないでくれるかな？若葉お姉さんになついてるのは、分かったからさ。離れてあげたらどうだい？」
ねむはあきれながら、若葉に抱き付いている灯花に話し掛ける。