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【>>213、シセラサイド】
もはや私の口癖になりかけていた『死にたい……』という言葉。少なくともこの今はそんなことを感じていない。なぜなら、私が求めていた『カタチ』は、これだったと思っているから。

「『りーさん』、ですか？……親しみ易そうですね……。トーマスみたいに……。」

優しい人、夢見ていた世界、数少ない友人。私は大切なものを一度に受け取っていたようだった。時間は、おそらく気にしなくてもいい。病状のことも、動きすぎなければいいのかもしれない。

【Elevenサイド】

「……こんなことを考えても私が辛くなるだけだよ！ポジティブポジティブね！」

……今日は珍しく何もしていない。『デフォルトモード』っていうのが人にはあるらしいんだけど、この状態になってしまっている。一度また外に出て、ショッピングモールに行くのもありかもね！