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>>61-62

夏凜「お、ようやく完成ね。じゃ、配るわ」

悠里「ありがとう、夏凜ちゃん」

私は悠里が完成したカレーを持ってきたのを確認すると、席を立ってお盆からカレーとスプーンと水が入ったコップを持って順番に皆の前に置いて行く。全員分置いた後、悠里に何やら話してるいろはが居る方向に向いて

夏凜「さて...魔女っていうのは絶対に現れないから安心しなさい。ここは異世界。それも浮遊島であって外周は透明の壁...特大結界で覆われてるから一部の人しかこれない。それに魔女ってのが一般人に見えないんだったら変な不安を植え付けるだけだし、魔女を倒したとしても自作自演に見えるから、この話しをしてもメリットは無い。
後、ローザ、だっけ？他の生物による襲撃も絶対無いわ。理由は魔女が来ないのと同じ。例え入ってきたとしたらその時は浮遊島は落下するわ。島を支える結界が崩壊する訳だからね。
......と、いう訳でこの話しは終わり。冷める前にカレーを食べちゃいましょ。いただきます」

いろはとローザに真面目に説明をすると、席に再び座ってはカレーを食べ始める