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>>95&all

『遅れてごめんなさい。到着したよ』

夏凜「おっ、噂をすれば来たみたいよ。
管理人なら食堂にいるから入ってきなさいー！」

芽吹「声、届いてるのかしら...？あ、届いてたみたいね」

出入口の方から少女の声が聞こえ、私は大声で彼女にここに来るように促すと足音が聞こえ始め、やがて少女が食堂の入り口にやって来る。

「入っていいのかな？
...はじめまして。あたしの名前はサクラ・ビリーフ」

室内の様子を伺ってから、表情を一切変えずに彼女は入ってきたが、彼女の外見に私と芽吹は驚くしかなかった。

夏凜&芽吹(クールだけどどこが常識人！？)

夏凜(眼帯に独特なクセ毛に欠けた角にピンクのワンピに黒ジャケットって...こいつは所謂厨二病なの？)

悠里「あ、サクラちゃん久しぶり」

サクラ「久しぶり、りーさん」

此方が驚いてるのはお構い無しに、悠里はサクラにいつもの穏やかな笑顔で挨拶をしているし、サクラはサクラで挨拶を返してる。どうすればいいのよ！？