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綾音ニコラ@MRKへ、今度から出現するカードを決める時は、相談しましょう。私は、今回、出すカードは決めていましたが、でも、それは、『迷』のカードではありません。今回は、『迷』のカードを出したのは許しますが、次からは、して良いか、どうか、相談してくださいね。>>15については、了解です。

某日の夜、場所、上空
美桜は、アイとハナのいる場所まで、降り、『翔』のカードの効果を解除し、杖を元の鍵に戻す。
美桜「アイさんか、私は、木之本美桜。よろしくね。」
シエル「私はシエルと言います。美桜の守護者をしています。」
美桜「うん、そうなんだよね。まっ、私の場合はちょっと、あれだったけど。何も知らないって、来たばかりなんだね。ついてくるの、全然いいだけどね。」
アイが何かを話そうとした瞬間、美桜は、気配を感じる。
美桜（何？）
すると、そこに巨大な迷路が出現し、美桜、シエル、ハナ、アイはその中にいた。
美桜「えっ。」
シエル「これは、『迷』のカードです。これはまた、厄介なカードが出てきたものです。」
美桜「厄介って？」
シエル「『迷』のカード、迷路に迷わせる能力を持つカードです。だから、効果で言ったら、こんな風に緑色の巨大な立体迷路を生み出し、相手を迷い込ませることが出来る。他にも、『剣』のカードや『翔』のカードを無効化し、さらには複雑な迷路に変えてしまうです。何より、『迷』のカードの性格は、厳格で、空を飛ぶなどの不正行為は許しません。」
美桜「じゃあ、どうすればいいの？」
美桜は、（『剣』のカード？）と疑問に思ったが、出現したときに聞けばいいかと思う。
シエル「『迷』のカードの封印方法は、まず、この迷路から出ないと、封印できません。」
美桜「えっ、嘘でしょう。出口探せないと出れないし、封印できないの。」（ん、何、この感じ。）→何かを感じる
シエル「なので、まず、出口を探さないとですね。美桜？どうしましたか？」
美桜「わかる。」
シエル「えっ。」
美桜「こっちだと思う。」→そっちに向かって、歩く。
シエル、ハナ、アイは、美桜について行く。

しばらく、『迷』のカードが作り出した迷路の中を歩いていると、『迷』のカードの出口が現れる。
シエル「あれ、『迷』のカードの出口。」
美桜、シエル、ハナ、アイはその出口から出ると、『迷』のカードが動き始める。
シエル「まずいです。美桜、『迷』のカードが新たな迷路を作る前に封印してください。」
美桜は鍵を出し、唱える。
美桜「『癒しの力を秘めし鍵よ、真の姿を我の前に示せ、契約の元、美桜が命ずる、封印解除レリーズ』。」
すると、鍵が杖に変化する。美桜はさらに唱える。
美桜「『汝のあるべき姿に戻れ』。」
『迷』のカードはカードへ、戻り、美桜の手に収まる。
シエル「そう言えば、美桜、なんで出口がわかったんですか。」
美桜「なんでだろう。でも何となく。」
シエル「何となくですか。」（もしかして、美桜の魔力は。）→美桜を見て、シエル（まっ、今、いいでしょう。）