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では、始めたいと思います


＿in天明館

一見お城の様にも見える館の中心に置かれている白い玉座にて膝を抱える形で座るはこの館の主人であり世界の統率者の1人でもある少年だ。

シルヴィ「……何かする事無い、かな…」

そう小さく呟くと、何時も抱えている縫いぐるみで暇を潰していて


＿in常闇館

フォスター「冴える〜、伸太郎〜！遊ぼー！」

冴える「げ……嫌に決まってんだろ…」

伸太郎「忙しいから無理だ」

見た目に合わず禍々しい羽根で浮遊するフォスターの言葉に名前を呼ばれ、冴えるはあからさまに嫌そうな表情を浮かべ、伸太郎は自身の武器でもあるライフルの手入れを無表情でやっていて

私も始めます。
サラ「ふあ・・・また、夜更かししちゃった・・・。眠い・・・。武器の手入れを、念入りにしちゃってるからなぁ・・・。ルーちゃん・・・何処に居るんだろう？環いろはも何処？」

シルヴィ「…やぁ、サラ…また武器の手入れでもしてたの……？」

サラを視界に捉えると、玉座から足を下ろしヒールサンダルを履くと立ち上がり、コツコツとヒールを鳴らし相手に近付きつつ上記を述べて。


アレン「…ルシエラ、そっちはどうだ」

ルシエラ「ふふ、綺麗に咲いていますよ」

庭で草木や色々な花,薔薇の手入れや水やりをルシエラと共にしていて

【自分も始めます！/恵美サイド】

カオル「Hey！Mｒ.シルヴィ！アーンドMs．サラ、Ms．ルシエラ、Mr.アレン！1杯ティーでもどうだい？」

恵美「相変わらず騒がしいな……。サラくん、無理は禁物だよ。僕が手伝おっか？」
騒がしいメンツは1人いるからちょうどいい。カオルが挨拶しに行きたいといったらこれがもう定番になってきた。クセが強いが、器用でオールラウンダーであるから助手としては最適な人材だ。

……あ、そういえばアデルに買い物を頼んだのだが、後でコーヒーを頼もう。

サラ「あ、シルヴィさん・・・はい・・・。実は。ルーちゃん、アッ君、綺麗なお花だね。サラも手伝うよ。」

シルヴィ「…うん、1杯頂こうかな…」

テンションの高い相手とは真逆落ち着いた様子で頷き言って

ルシエラ「ありがとうございます、サラ」

優しく微笑めばお礼を述べて

アレン「あー…じゃあこれとこれ、それからあの花を束にしてくれないか」

手伝うと言う相手の顔を見ては何かを察したのか、香りが良く匂いが喧嘩しない花を束にしてくれと頼んで

サラ「うん。」
サラはそう言って、アレンから言われた花を束にした。
サラ「そう言えば、アッ君、ルーちゃん、環いろは、見なかった？何でか、環いろはのお部屋に行っても、返事が無かったんだ。」