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さな「あの・・・えっと・・・。実は、い・・・いろはさん、ういちゃんを探しに行って・・・。どうすれば良いのか分からなくて・・・。私が声をかけたら、1回、歩みを止めてくれたんですけど、また・・・。いろはさん・・・ういちゃんのことになると、無理することが多いんです。多いというより、いろはさんは、ういちゃんのことになると、いつも、無理するんです。そして、今日ういちゃんを探しに行きました。私は、いつもの優しい妹思いのいろはさんだ。って思う半分、怖いんです。いろはさんが怪我をしたらって・・・。」
私は私自身の心の内を話すにつれて、涙を流していました。