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【用語】


『マスター』
異世界の人物『異人』と契約し現界させることが出来る術者。大抵のマスターは特殊能力を持っており、異人との連携で戦闘を進めることもある。稀に特殊能力がなく戦闘ができないマスターもいる。
召喚のための詠唱は『汝に告げよう、我が導くは太古の神秘なり。今、汝が我が声に応えるならばこの世界に身体を与えよう。天秤と世界の元にその姿を顕現せよ、我に力を与えたまえ。』である。異人が害することが無いようにマスターは腕に『刻印』が現れる。


『異人』
マスターと契約することでユグドラシルに現界する異世界の存在。敵意を持って契約したマスターに歯向かうことを防止するために、マスターが所持する『刻印』に縛られる制約がある。マスターによっては自由も多い。
現界時に強さに補正がかかることがあり、元の世界と違って弱体化するケースが見られる。


『能力』
魔力という物質を原動力に特殊能力のこと。能力は術式とも言い換えられ、基本は先天的に身体に刻まれているもので、能力の強い弱いは生まれついての才能で決まることが多いが、どんなに強い能力でも磨かなければ光らないため、一人前の術者になるにはかなり努力が必要。最高位の術者は一人で三つの術式を身に刻んでいるというが、そういう存在は本当に稀。