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- Re: 【東方】幻想郷~平和と異変~【オリキャラ可】 ( No.173 )
- 日時: 2021/08/24 07:27
- 名前: 暗躍する邪仙 (ID: Jhl2FH6g)
【紅魔館 館外】
青娥
「ふふふ……ただの囮としても使えるかどうかわからなかったのだけれど……意外と囮として機能してくれたわね?」
禁書の魔力を館中に広げることで妖精メイド達を狂わせ、暴動を引き起こした事で数多の監視の目を掻い潜って館の外への脱出に成功した青娥は館の門前で振り返り、館を見上げ呟く。
青娥にとって、自分と一緒に行動していた妖湖や霧谷達は単に自分が書庫へ侵入するためにレミリアやパチュリーの注意を引き付けるための囮として使うつもりであり、最初から駒としか見ていなかった……
もし、妖湖達がパチュリーと交戦していなければ、青娥でさえ書庫に侵入することは困難だっただろう。その事については三人に感謝するしかない。
だが、青娥の中には三人を利用したり騙した事に対する後悔や罪悪感と言うものは微塵も無く、そこには悪意すら存在しない……何故なら、青娥にとって、嘘や騙し討ちは息をするように行うものであり、悪意を抱く必要すら無かったからだ……
青娥
「禁書から溢れ出した魔力の余波だけで、館にいた大勢の妖精を狂わせることが出来た……この力があれば私は天人に……いえ、もっと上の存在にもなれるでしょうね。」
青娥は左腕に抱えた、禍々しい魔力を放ち続け、生きているかのように無数の血管が浮かび脈動している、ぶ厚い禁書を右手で優しく撫でながら、この禁書の力を使って自分は誰よりも偉大かつ強大な力を持った存在になると言う野心を抱く。
これから青娥が引き起こす前例の無い陰惨にして凄絶な悲劇の連鎖から成る災厄から見れば……今の紅魔館で引き起こされている惨劇は始まりに過ぎない……
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