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>>181



青娥
「あらあら、私の言葉が悉く無視されてしまったわ。
どうやら言葉による交渉をするつもりは無さそうだし、力付くで私を抑えるつもりなのね？」

ニコニコと微笑んだまま、自分を倒したところで、始めから制御下に無い妖精メイド達の暴走が止まる訳ではないと言う言葉に対してまるで無反応である上に、戦闘を前提に話を進めている事から彼らが交渉するつもりは無いのだと把握する。



青娥
「ふふふ……まあ、いいわ、"この本"の力を試す意味も含めて相手になってあげる……始めて使う力だからあまり力加減は出来ないのだけれどもね？」

館内ではやはり、狂った妖精に殺害さえされなければ感染はせず、一度倒してしまえばその暴走も止められる事が明白になる……だが、やはり月の悪魔だけでは完全に圧倒することは出来ず、このまま放っておけば力に劣る月の悪魔の全滅も時間の問題だろう……

この争乱の根源である青娥は2vs1と言う不利な状況に追い込まれているにも関わらず、余裕の笑みを浮かべたまま、右腕に抱えていたぶ厚い禁書を開き、臨戦態勢に入る。

青娥が手にした禁書の表紙には"外道殄戮げどうてんりく"の四文字が刻まれており、得体の知れない魔力が感じられる……



【青娥は素の状態でもチルノよりも強いので、真正面から戦って勝つのは厳しいかも……？それと、これで何度目になるかはわかりませんが、わりと何でもありみたいになっているので能力と武器を含めて一系統のものに統一してもらえますか？】