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青娥
「あらあら、なんだか凄く失礼なことを思われているような気がするけど、私の気のせいかしら？」

注意や警戒どころか、怒りも戸惑いも微塵も感じられない優しげな笑みを浮かべたまま、相手が心なしかジト目で自分を見ているような気がしたため、少しからかうように呟く。



青娥
「では、妖湖さん？
私はこれから霧の湖にある紅い館に向かうのだけれど、貴方も着いてくる？」

青と黄のオッドアイをした相手の名前を聞くと、自分はこれから紅魔館、もっと言えば大図書館に向かうつもりなのだが、自分の後ろから着いてきたであろう相手はどうするのかと聞いてみる。


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