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>>58

青娥
「やあ！」

隣に立つ妖湖を見ると、視線を美鈴に定め、左手を少し挙げて軽く挨拶をする。取り敢えず初対面の相手、それもこれから大図書館に向かおうとする中で下手に警戒されるのは得策じゃない。ここは一つ、共通点を見つけてフレンドリーに接する事にしようと決める。



青娥
「ふむふむ、見たところ貴方も私も同じ大陸出身のようですね？この幻想郷では珍しい。あ、これをどうぞ～！」

美鈴の服装や彼女から感じられる気の性質から、名前は知らないものの、自分と同じ中華出身であると言うことを察し、同郷のよしみと言うことで楽しそうに微笑みながらフレンドリーに『仙人 青娥娘々』と書かれた名刺を取り出して手渡そうとする。


(/Oす！！)

【自分も、そろそろ始めます♪>>58-59で！】

流星「……リーナ、僕が見つけられた文献での再現はできたが……他になにか思い出せた？」

サクリーナ「うーん……でも、元の体には戻りたくないから、できるだけかわいくしてね！」
人里から少し離れた場所にある研究所兼自宅から出て、僕らはとある用事があって紅魔館へ行くことにした。

用事と言ってもいろいろあるが、1番なのはサクリーナに関する文献の調査だ。「名前のない邪神」についての情報は、あの大図書館なら少しは見つかるだろう。

しばらくして、紅魔館に用事がありそうな人を見かけたので、僕達は話しかける。

流星「……やあ、初めまして、かな？」

サクリーナ「どもどもー！」