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　すっっき……。
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咲夜side

「……申し訳ございません、少し、気がくるっていたようですね」
「ようやっと正気に戻ったわね」

フロイドside

　うとうとしながら、虫といえば……と話し出す。
「昔にさぁ……陸来たて、モストロ・ラウンジ経営始めたての頃にさぁ……なんだっけ、あの……」
「あぁ、そう言えば、フナ虫と勘違いしてゴキブリとやらを触ったことがありましたね。怖いとかはないものの、その後は肌がふやけるまで洗いました。アズールが許してくれなかったもので」

～過去回想～

「害虫だったなんて……料理を扱う手前、そんな手で仕事なんて許しません！　さぁさぁ！　早く洗いなさい！」
「アズールうるせぇ～」

～終了～

エペルside

「うん」
　それでもまだ心配そうにしている。

マレウスside

「ツノ太郎、お友達？」
「友達というか……今そこで会ったばかりだ」
「ふぅん……穂波ユウ、よろしく。……てかグリちゃんいねぇ！　一緒にいたのに！」