二次なりきり掲示板
- Re: 【中文】It becomes one story【募集中】 ( No.171 )
- 日時: 2015/03/31 10:18
- 名前: 朱暗 (ID: z5Z4HjE0)
>>161
(分かりました、宜しくお願い致します!)
【中立の国(廃都)/ラス=フォード】
雨が降っていたのは国境の狭間..影の国の近くだけだったらしく中立の国の城に近づくにつれて次第に雨音がなくなりつつあった
地面は雨のせいか、それとも..水を操る者のせいかは不明だが、ずぶりと足元を救われそうな程に水を吸っており抜かるんでいた
利害一致..そんな言葉がしっくり来そうな程に中立の国を襲撃をし導かれるように集まったが..ふと考えてみればろくに顔を見ずにまた人狩りへと赴いた
6人の接点は分からない..ただかなり昔に..見捨てられた、それだけは分かる
今の所は利害一致している、が..先の事までは分からない、今のうちに顔や名前を把握しないと後々面倒になるのは目に見えている
..別に仲間と思っている訳じゃないから何しても構わない
影の国、光の国が悲惨になれば..俺の復讐が叶えば..同じだけ、いや..こればかりは同じ以上に苦しんでもらいたい
「ただ..邪魔だけはしてほしくはない」
と先の事を見据えるように空を見ればため息にも似た息使いと感情の入っていない淡々とした口調で口にし
歩みをぬかるみを避けて進めれば、ふわりと柔らかい風が一瞬だけ吹き..不自然に止んでしまう
この場にそぐわない風が気になり吹いたと思われる元を辿るように足を進めれば瓦礫の山に座っている彼女の後ろ姿と大鎌が見え、独り言を言っているのか、最早呪文にも聞こえてくる様を聞いて
「....」
とずかずかと彼女に近寄る手前、目の前に彼女に当たらない程度の落雷を落とした
挨拶がわりらしく今日の自分の行動はあまりにも喋っていない
人狩りした際に言葉の代わりに雷を、逃がす代わりに足をと云う感じで行っていたせいでもあるが
何分相手は死ぬのみだけだったから会話する必要がなかったのも紛れもなく事実だ、そのため彼女にして見れば随分な御挨拶になっていた
「..寝なくて良いのか?」
と彼女から見やすい位置まで来て歩みを止めれば率直な意見、いや質問を投げ掛け、
瓦礫の山を背に少し寄りかかるようにして彼女の視界から見えない方向を見据えていた
それは彼女から死角になっている部分を補うのもあるが、
彼女が着ている服はあの時よく見ていなかったが記憶が正しければワンピース、
その上..今は瓦礫の山の上に座っていると云うのもあるため、彼女の方を見ずに声をかけている状況だ、その口調は僅かに気遣いが含まれていた
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