二次なりきり掲示板

Re: 【中文】It becomes one story【募集中】 ( No.175 )
日時: 2015/04/01 19:38
名前: 緋織 ◆S2QRgg5fs2 (ID: MHTXF2/b)

>>150

静かに頭に手が置かれた。
ずっと変わらない暖かい手。様子を伺うようにちらっと兄を見ると哀しそうな顔をしていた。
シルヴィアはは、と息を詰まらせるとすぐに視線を落とした。
普段なら大喜びで抱きついていただろう。しかし、今回は傷がある。兄をまた血で汚すのは心底嫌だった。
それでも触れたい、という気持ちを押さえ込み兄から離れようと退けぞろうとした。
が、兄から放たれた言葉に思わずその場に止まり兄を凝視する。

「兄様ぁ…」

傷を隠せるとは思っていなかったがいざ遠回しに言われると少しだけ罪悪感が残る。
兄がゆっくりと自分から離れていく。少しだけ離れて欲しくなくてぎゅ、と手を握る。それでもいかないで、とは言えずに離れていく愛しい気配が消えるのを振り向かずに待った。
前のように触れ合うことがなくなったのは寂し行けれそう、兄が放った自分を気遣う言葉を思い出し嬉しそうに眉を下げ笑った。

しかしいつまでたっても消えない気配に疑問を抱き振り返る。
すると兄がこちらを見ていた。どうしたのかと首をかしげれば兄からは指示が入る。
留まれ、という兄にボクも行くと反抗しようとするが兄が浮かべる懐かしい笑みにシルヴィアは困惑したように髪を揺らすとこくんと頷き俯いた。

「行ってらっしゃい兄様ぁ」

【光の国→中立の国 フィオナ】

王宮の中で唯一、国民への演説の時に使われるベランダのようなオープンテラスにフィオナはいた。高い位置からではあるが、ここからなら国民から顔は見ることができるし声もよく届く。
国民も誰一人居なく、フィオナは何か言うわけでもなく。その場所からよく見える中立の国を見据え息を飲む。
見渡す限りの赤。その炎にフィオナはなぜか心が怖気ずく。その事が心でつっかかっている。
このままでは中立の国が、と移動魔法を使おうと手をかざす。
その瞬間、強い風が吹きフィオナは思わず魔法を途中でやめ髪を抑える。
その風の生暖かさに胸騒ぎを感じ眉を寄せると建物で隠れて見えないが影の国がある方角へ一度目を向けるともう一度手をかざした。

向かうは中立の国。中立の王宮がある場所へと。

まばゆい光がすべて溶けるように消え、フィオナが目を開ける。
しかし自分が知っているはずの場所とは掛け離れる目の前に広がる光景に目を見開き辺りを見渡す。

「……っ? こ、ここは」

王宮に飛んだはずなのに、目の前に広がるのは瓦礫の山。
少し下には浅い川のような水、遠くには燃え盛る炎、割れた地面。あまりにひどい残骸にフィオナは手を口に当てふるふると首を横に振った。

「どういう、ことなの……」


【すみません遅れました…っ、そうですねはやく廃都のことを国に明かしたほうがいいので合流しましょう…!! お相手よろしくお願いします!】


>>166

ありがとうございます!
設定把握感謝です。

特に問題はないので登録しておきます。
よろしくお願いします!

>>167

お久しぶりです!
新キャラに感謝です…!

二人で談笑することもある、とありますが、自キャラ同士の絡みに含まれるので同時に二つの人格を出す事はしないで下さい。

あとは問題ないので登録しておきます。
これからもよろしくお願いします

>>169

二人目のキャラ追加感謝です!
特に問題ないので登録しておきます。

またシルヴィアの件は構いませんが、誰かのキャラと面識がある設定にする場合は一応本体同士の会話で確認をとって下さい。

これからもよろしくお願いします!





【必読】 王宮の出入りについて

光の王宮と影の王宮は両方とも負けず劣らずの大きさを誇ります。
両方とも石造りで光の王宮はベージュ色、金色が主に使ってあり明るい雰囲気を持ち、影の国の王宮は黒や灰色、銀色が主で落ち着いた雰囲気を持っています。

光の王宮

街のすぐ近くにたっており国民の出入りは自由だが街と王宮を隔てる吊り橋が下がっている日と上がっている日がある。
魔法で一般人は吊り橋から以外では決して出入りできないようになっている。
吊り橋を渡ってすぐに広場があり噴水などや白鳩が飛んでいたり、その奥に教会のような広い部屋がある。
大体はそこで舞踏会やパーティーなどが開かれる。
国民は教会のように王宮を扱い、交流の場としても使っている。
国民が出入りできるのは広場と教会部分だけ。騎士団が常に見回りをしている。

室内は王族、使用人、許可をもらうことができた騎士などは歩ける。
高い天井に長い廊下。多くの部屋がある。

城以外にも高い塔が2つ後ろの方に建っている。何が置いてあるかは王族しか知らず一般人が知ることはまずない。
馬小屋、使用人用の部屋や騎士団専用の部屋、騎士団用の練習場もある。

影の王宮

街は森に囲まれている。少し離れたところに崖がありその頂上に影の王宮がある。
街からは霧で見えない時がありなかなか雰囲気がある。
崖の上にあるため塀で囲まれており、塀から外は崖で滝になっている。
滝に囲まれている作りで崖の下、地面の方には川が流れていて近づくものをゆるさない。
しかし、崖に近づく橋があるのでそこから滝裏にある螺旋状の階段を登る人もいる。
時折職場を求めに来たり、交流を求めにくる商人や王族は多くいるが光の国以外との交流には消極的。
転送魔法が使えないとかなりキツい。交流を避けていた時代のままで作り直そうとは思わないらしい。

室内は王族、使用人、騎士が出歩くことができる。
また地下室もあるがそこは王族以外立ち入り禁止になっていて何があるかは不明。

塀内に入ると大きな広間になっており、一般人が立ち入りを許されるのはそこまで。
室内に入ろうとすると王が管理する魔法にひっかかってしまう。また広場は暗殺者が常に見回りをしている。
暗殺兵団や使用人たち専用の建物があり、一階にある。
ただそれぞれの部屋は豪華ではないがきちんとベッドやトイレはついている。ちなみに一部屋二人で、二段ベッド。


質問などありましたら、どうぞ。
また把握コメントよろしくお願いします。