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>>179

そう答えた後、彼女は振り向いた
まさか振り向くとは思いもしなかったためか、目が合ってしまう
淡い緑色の髪よりも深い見透かすようなエメラルドの瞳に囚われるように
目が合い見た瞬間、彼女は僅かにぎこちなさが感じる笑みを向ける

俺はそんな笑みよりも彼女の答えに、会ったばかりで合わせるのは自殺行為だ、
確かに柔軟性の高い女性が合わせれば、此方が合わすよりも間違っていないと思うが彼女が言った通りに
共闘なんてする機会あるのか？と思ってしまう、もしあるとしても..闘い方も考えも違う

そして、名乗った後に彼女も名を告げる
ユーリフィ..か、闘いの際には呼ばなそうだが、心には止めておこう

「嗚呼、必要な時は宜しく..ユーリフィ」
と必要な時がお互いに来るかはこの際、気にしないが最低限の範囲なら協力はしようと思う、
何せ国を潰すため、王族を呼ぶためには人は多いに越した事はない、王や女王..または王子、姫が言えば下の者や民はそれに従うしかない

戦争を起こした、両国に..平和など俺は認めない
そんな事を考えながらも次の言葉に主に光の国なんだな..と口に出さずにそう思い

「..合わせなくて良い　寝てないんだろ？」
と行きますか？の言葉に黙ってユーリフィの後に倣い足を進めたラスだったが会った際に言った言葉をユーリフィに再度告げながら後ろや前方に注意を向けていた