二次なりきり掲示板
- Re: 【中文】It becomes one story【募集中】 ( No.188 )
- 日時: 2015/06/06 12:25
- 名前: 緋織 ◆S2QRgg5fs2 (ID: 9AGFDH0G)
- 参照: http://久しぶりすぎて内容わすれt
>>187
6属性の復活、それを確信しフィオナは不安そうに眉を寄せる。
きっと国を妬んでいるに違いない。
光の国は平和を第一に考えている。そのため先祖代々多くの犠牲を生み出してきた。
表の歴史には記されてはいないが、平和のためには多くの人々の命が犠牲になるのだ。
影の国との友好が出来上がるまで、その子孫や血縁者は影の国に移住したりして光の国に危害を与えたりもしていた。
そのことに日々悩まされながらも自身の国の民衆に不安を与えないようにと隠しながら対処してきた。
フィオナは命令を下すだけだが、誰以上に苦しんできた。
イオのように特別守りたいと思う人のために動くわけでもなく、ただただ先代が残してきた国や住民というぼんやりとした宝物を守ってきた。
羨ましい、と思うと同時にその時浮かび上がった騎士の顔にフィオナは息を飲みその思いを消し去る。少しだけ心拍数が上がった胸を落ち着かせ、ため息をついた。
「また、戦争になるのかしら……」
ふとこぼれた言葉には威厳はなく憂いに満ちた瞳で崩れ落ちる建物を見つめていた。
そしてイオに視線を移すと困ったように首をかしげ微笑んだ。
「国の守りを固めましょう。そして魔法が使えるものの強化、そして6属性の保護を」
保護、あえて優しい言葉に言い換える。
いつまでも復活をしたことをについて考えるのではなく行動に移すことを優先しようと判断したフィオナは先ほどのような頼りない瞳ではなく玉座に座っている時のような威厳に満ちた瞳でそう言う。
もちろんイオに命令したわけではない。
光を通じ光の王宮にいる使用人達に語りかけたのだ。
イオに言っていたようにしたのは自国の行動を教えるためであった。
「私、そろそろ国に戻るわね。…どうか無事で」
シルヴィアにもよろしく伝えて、と微笑むと手をかざし悲惨なその場から光だけを残しフィオナは自国の玉座の前にいた。
命令がきちんと行き届いていたようで使用人はバタバタとせわしなく走り、魔法が使えそうな騎士や人は玉座より少し離れたところでしゃがみこみフィオナに誠意を表すように胸に手を当て命令を待っていた。
「失われたはずの魔法を使うものが6人現れました。我が国に危害を及ぼす可能性があります。そのものたちを影の国と協力をしながら保護し、連れて来なさい」
それからチームを作り、王宮で強化特訓するチームと6属性を保護をするためのチームにわけ、4日交代で入れ替わるようにして騎士達を動かした。
そしてフィオナは国の結界を作り上げた。
「どうか大事には至りませんように」
【お久しぶりです! お忙しかったようで…!お疲れさまです!
私も久々になりきりに入ったので、あわあわしてますw これから浮上率あがるかもです!( *`ω´)」
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