二次なりきり掲示板
- Re: 【中文】It becomes one story【募集中】 ( No.215 )
- 日時: 2015/06/07 23:03
- 名前: フレア (ID: Q19F44xv)
《見落としてしまっておりました!申し訳ありません!》
「やはり、ですか...」
少し何かを思い出していたようなシファの言葉に苦笑すれば、表情を曇らせたことを見逃さずに少し困ったような顔をした。
微かに聞こえる金属をこすり合わせる音が少し耳触りで、意識しないように頭を振れば口から漏れたのは姉の名前。
「サレンさん...生きていれば、戦闘に立っていたのはあの人だったのでしょうか。」
なぜ姉様と言わなかったのかは自分でもわからなかったが、そんなことはあまり気にとめることもなかった。
今先頭にいる人は、姉の後を継いだ人なのだろうか。もしも生きていれば、あそこにいたのは姉だったのであろうか。光の国の騎士団を見るたびにそんなことを思って、少しだけ悲しくなる。姉が生きていたらのifの可能性を思い浮かべて、ひどく虚しくなってしまう。
「どうしますか?このまま追い返してもよろしいですし、殺しても構いませんが」
あなたの判断に任せます、そう告げる彼女はただただ笑った。顔を曇らせることもなく、悲しむようにするわけでもなく。ただその判断に従うというような様子だった。
>>214
「お仕事の用事ですわね。まぁ、まともに話したわけではありませんが」
ロアの質問に答えながら作った飲み物をテーブルの上におけば、自分は机の引き出しを開けて一番奥にあったものを取り出した。指輪なんかを入れるそのケースは綺麗な白色で、真っ赤なリボンで結ばれていた。
「これは、ロア様専用ですわ。」
スッと差し出せばそんなことを言って微笑む。多分あと二つあるのだろう、引き出しの中から青と紫のリボンが少し見えていた。
「指輪ですの、ロア様には。」
には、ということは、あと二つは違うものなのだろう。
なんで指輪なのかはわからないが、こんな時に渡すということは何か意味でもあるのかもしれないな、なんてとこにまで頭が回ってくれればいいのだが。そんな少し失礼な事を思いながら、ディアーナは自身もソファーに座ってコーヒーを一口飲んだ
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