二次なりきり掲示板
- Re: 【中文】It becomes one story【募集中】 ( No.238 )
- 日時: 2015/06/20 10:34
- 名前: フレア (ID: 0otapX/G)
「びっくりしたのはこちらの方ですわ、シルヴィア様」
これから2人を探しにでも行こうか、そんなことを考えて部屋を出ればそこにいたのは先ほどまでロアとの話に名前が出ていたシルヴィアだった。
盗み聞きされていたのかしら、なんて思いながらも特にそれを咎めることはなく、片方の手に巻かれた包帯を見て少し顔をしかめたが直ぐに頬を緩めて微笑む。
「お二人のことですわよ」
クスッと笑えば、そのまっすぐな瞳に映る自分をみてため息をついてしまう。シルヴィアのように真っ直ぐになれれば、もう少しは世の中行きやすいのかもしれないのな。先ほどのロアとの会話を軽く思い出して頭を振れば「やましいことは一切ありませんよ」と付け加えて、視線をそらしため息をついたシルヴィアの頭を軽く撫でる。
(ほんと、困った王族達ですわね)
口を開こうと思えば、シルヴィアはくるりと背を向けて歩いて行ってしまう。付いて来い、ということであることは長年の経験から容易にわかった。まぁ、まだ部屋の中にはロア様がいるのだからしょうがないか...そういう意味も込めて軽く笑えば、シルヴィアの後をついて行きながら質問の答えをつぶやく。
「愛の感じ方は、人それぞれなのですよ」
シルヴィアの愛は、世間一般に言えば思いと言われる部類なのだろう。イオはいいのだ、あの人もシルヴィアと似たようなものでありシスコンだから。しかしロアは違う。2人の、シルヴィアの愛が大きすぎて自分の想いをきちんと伝えられていない節がある。それにシルヴィアの愛情表現はロアからすれば怖いのだろう。先ほど話している時も、そんな感じのことを言っていた気がする。
ディアーナは目の前を歩く、妹のような存在の姫様の相談にどう答えようかと思いながら小さく笑った。
(こちらこそせかしてしまったようですいませんっ。
シルヴィアちゃんと絡めるのが嬉しくて...w)
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