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二次なりきり掲示板
- Re: 【中文】It becomes one story【募集中】 ( No.27 )
- 日時: 2015/03/20 00:52
- 名前: 緋織 ◆S2QRgg5fs2 (ID: /48JlrDe)
いきなり現れたイオを見て目を大きくさせるがイオが口にした謝罪の言葉を聞いてフィオナは我に返ったように首を振る。
普通ならば動揺して使用人を呼んだだろうが今は話は別だ。探していた人物が現れたのだ、これ以上好都合な事はない。
「あの、イオ。中立の国がなんならかの人物に襲撃されているようなんです……」
そう、ちょうどイオが見据えているところで。
するとイオも口を開く。フィオナは口出しする様子もなく黙ってその背中を見つめながら聞いていた。
そして6人の影などの聞きなれないことを知り眉を寄せる。なんだか胸騒ぎがする。
どうか、平和が乱されないといいのだけど…。と1人思う。
様子を見る限りシルヴィアは置いてきたのだろう。イオが見せる表情でなんとなく察しがついた。
「シルヴィアならきっと大丈夫です。あの子は強いから」
なんとか安心させようと言葉を紡ぐがきっとフィオナの言葉は妹を思うイオには届いていないのだろう。
「……。夜分で申し訳ないのですが、ただちに動かせるだけ騎士団を中立の国に向かわせてください。……中立の国の援護と自国の守備に回って」
仕方がないと眉を垂らすと控えていた使用人に騎士団を動かす指示を出した。駆け出す使用人を見送りながら自国への被害を無くすためにと光の魔法を発動させる。
祈るように手を組み目を閉じ神経を集中させる。国全体に結界を張るイメージで、少しでも守れるようにと。
それを終えるとイオを見つめ小さく微笑んだ。
その笑顔は終戦を終えたばかりの笑みに似ており、どこか寂しさを感じる笑みだった。
【ありがとうございます! 神文すぎて自分恥ずいですw あと国の描写全然大丈夫です!】
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