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二次なりきり掲示板
- Re: 【中文】It becomes one story【募集中】 ( No.28 )
- 日時: 2015/03/20 01:28
- 名前: 寝退 ◆HyWhrnhVWU (ID: h7vJo80q)
- 参照: http:// 影の上層部の方々はイオから指示を出された設定やらで動いてしまっても大丈夫ですので…!
>>27
自分を気遣うフィオナの言葉に顔を上げたイオは、その優しい声色と慈愛に満ちた表情に小さく顔を緩ませた。
「そうだと良いんだが……アイツは自分を過信しているというか、どうにも無茶をし過ぎるからな」
相変わらず妹を想う時は優しい表情を浮かべるイオだが、その無茶が自分を思っての行動だとは気付いていないようだ。彼は再び窓の外に視線を向け、そしてその表情を引き締めた。
自国を守る為に迅速な行動を起こすフィオナを見据え、自分も国に帰ってするべき事をしなければと目を閉じて次の行動を考える。国にはまだ最低限の指示を出しただけの状態だ。
フィオナに伝えるべき事も伝えた。今は時間を無駄には出来ないと、イオはフィオナに背を向けて自分の影を増幅させる。
しかしそこに飛び込んできた一人の騎士に何事かと顔を向ければ、何やら騎士の一人が少し前に仲間を数人惨殺して国を出ていた、という報告だった。
災難続きだな……とイオが顔を歪めてフィオナを見遣れば、彼女はこの六年間で一度も見せた事のないような表情でその騎士を見詰めている。
余程ショックを受けている様子のフィオナを見て一度歩み寄ろうとしたイオだったが、国の内情に首を突っ込むべきでは無いと考えたのか、フィオナの様子を案じながらも彼は再び漆黒のマントを翻してその場に背を向けた。
「何かあればすぐに使いの者を寄越せ」
そうフィオナに顔は向けずに優しい表情で声を掛けると、また来る、とだけ言い残してイオはそのまま影の中に身を投じた。
(またまたそんなご謙遜を。← イオもこの後国の防御貼ったり何だりしたと思いますが、とりあえずそこは省略します。今は1キャラで精一杯なので、とりあえずシファに切り替えて向こうも動かしておこうかと思うのですが……)
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