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二次なりきり掲示板
- Re: 【中文】It becomes one story【イベント】 ( No.304 )
- 日時: 2015/08/03 13:24
- 名前: フレア (ID: wJNgr93.)
>>303
「ふふっ、そうですわね。私からのプレゼントですわ」
不思議そうにするシルヴィアにそういえば、くるりと背を向けてゆったりとした足取りで歩きながら話し始めた。
「そのネックレスの真ん中についているのはアクアマリンですの。宝石言葉は聡明、勇敢、沈着、幸福、富などですわね。言い伝えなんかを聞いたときに、シルヴィア様を思い出しまして...わずながらの私の魔力も込めて、こうやって送らさせていただきましたの。」
アクアマリンの言い伝えや名前の由来、あれを店の人に聞いた時一番最初に思い浮かんだのがシルヴィアだったのだ。他にもいろいろ候補はあったのだが、最終的にアクアマリンになったのはそれが大きいかもしれない。
アクアマリンはラテン語で水を意味する「アクア」そして海を意味する「マリン」から。"月の光を受けて輝く"という幻想的な特性を持つ宝石らしく、別名「人魚石」とも呼ばれることなんかもあるというのがディアーナの興味をそそったのだ。また言い伝えも興味深かったが、思い出していたらきりがなさそうなのでこの辺でやめておこう。
そう思い小さく笑えば、顔だけをシルヴィアに向けて首をかしげた。
「お気に召しませんでたか?」
ならば申し訳ございません。慣れてしまった敬語で謝れば、苦笑して顔を前に向けた。ポケットに入っているもう一つの箱は、部屋の前にでも置いておこうか。きっと彼は忙しいから、私なんかに割く時間は無いはずだ。ならば私と気付かれないような字で置き手紙と一緒に置いておくのが無難であろう。
くるくるっと指に髪を巻きつけたりして遊べば、そう思いながらも気づかぬうちに小さなため息を漏らしていた。
【お答えありがとうございますっ!そう言うことですね...わかりました。】
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