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【イベント】

「え？」

急に話しかけられ、目を開く。そこにいたのは、正装に身を包んだ青年……。正装ってことは、きっと怪しい人じゃないのだろう。そもそもロアは、自分では怪しい人に会ったことがないと思っている。真実は違うかもしれないが……。

「あ、えっと……少し…調子は悪いです…光の国なので…。それに、人も沢山いるし…いつも人とはあまり接触しないし…」

不慣れな敬語を織り交ぜつつ、ロアはそう答える。坊主呼ばわりされたことは、別に気にも留めていない。大体光の国はロアに合わない。過去にも光の国へ来た事があるが、その時にも体調が悪化した。あの時は光の魔法が使えた…しかし今は……？
そんな事を考えながらも数秒経った時、ロアはふと「……そういえば…誰？」と疑問を口に出す。



【ロアくんのほうが三歳年上なのに、何故か幼く見える…謎だ……。というかロアくん、日光に当たってないから低身長になるんだな、きっと。年下より背が低いとか…（（】