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>>15

【ルーカス＝カプドヴィエル/屋敷内/階段踊り場にて】

しばらく外を眺めていると聞いたことはあるがそこまで馴染みのない声が聞こえた。

「おはよう、クラーチェ。随分の早起きね。」

鳥の声からクラーチェの方へと意識を向けると、それはそれは眠そうだ。自分は昨日早く寝たからそこまででないにしろ、まだ眠っている兄弟はたくさんいるから、クラーチェの顔を見て改めて今がようやく草木が起き始める時間だと分かった。

「残飯でも、なんでもいいわ。シルヴァン今日に限って見当たらないの。お腹がすいた。作ってくれるんでしょう？」

半ば強制的にやらそうようとしているのか早く下に降りることを促す。既に寝間着から着替えているルーカスは「じゃあ、待ってるわね。」と早速食卓に腰をかけた。



>>16

【あまり中文スレを見かけないのでどうしようか悩んだのですが、やはりやりたいなあと。】