二次なりきり掲示板

Re: プリムラジュリアンの花束の夢【中級者向けスレ】 ( No.21 )
日時: 2015/04/25 17:44
名前: 兎戦 (ID: 74mf9YND)

【クラーチェ/屋敷内/キッチン】

後ろから聞こえてきた声に振り返れば、花を眺めて指を下りながら失態を話していくルーカスを瞳に移した。
失態を聞きながら目を見開いていくクラーチェは、すぐさまに頭を下げるのだからまた何か悪い方に解釈しているのだろう。

「な、なんかすいません!調子こいたりしてるわけではないんです...っ」

普通なら、気を使ってそういう話をしてくれたのだと思うだろう。けれど今のクラーチェにはそんな風に理解できなかった。目の前にそんな失敗をした人がいるのに私は何を言っていたのだろうか。きっと「そうやって下手アピールしてるんだ」とか思われているに違いない。そんな風に思いながらも頭を上げれば、背を向けて料理を盛り付けていく。

「や、火傷は大丈夫ですか?跡が残ったりしたら大変です...それに私だって、昔はそうでした。あ、私と同じにされたくないですよね、すいません...」

一度振り向けば、また視線も手元の料理に戻す。