二次なりきり掲示板

Re: プリムラジュリアンの花束の夢【中級者向けスレ】 ( No.25 )
日時: 2015/04/26 23:53
名前: ゆきしま ◆BV.fqgxxRU (ID: KYfV.KBV)
参照: http://やっぱりなりオリ楽しい。

>>21 >>22

【ルーカス=カプドヴィエル/屋敷内/食堂にて】

まあ、随分生きにくそうな性格をしているな。全ての物事を自分の不都合な方へ捻じ曲げていく。この場合、ひどいのはそうともとれる言動をする自分か、それとも穿ったを見方をする彼女の方なのか。訂正するのも面倒な朝の脳は、そのまま、自分の手を見た。

「あら、心配してくれるのね。火傷はこの通りすっかり治ったわ。んふっ、貴方に心配されるのならもっと大きな火傷を負えば、貴方はもっと私を見てくれたかしら。」

冗談よ、なんて言えば目の前の花を一つつつく。もちろん、そっちのケはないから本気の冗談だとわかる。自分で好んで花びらを摘み取って食べる趣味はない。ああ、でも、誰かにそっちのほうが楽に生きれると、楽に逝けると言われたら食べるのかもしれない。楽になれるなら、なんでも食べるわ。

 朝食を待ちはじめて数分、新しい声が食堂に現れた。その声は聞き慣れたものであり、先ほど会話に出した人物の声だとすぐにわかった。

「おはようシルヴァン。貴方、もっと早く起きなさい。いつまでも貴方が起きないから健気な妹に頼んでしまったわ。可哀想ったらありはしない。」

いつもより数時間も早く起きといて、自分では何もしないのに、そこまで起きてから時間はたってないくせに。ルーカスの起きてからの行動を見ていた人間がいたら、そう言うだろうが生憎そんな人間はここにはいないし、これも冗談の一つだときっと相手はわかってくれるだろう。

「なあに、私が暖炉で自殺を図ろうとしても助けてくれないのかしら。非情な兄ね、でもふふっ、この健気な妹なら助けてくれるのかしら。ああ、でも、」

死ぬのを止めるのは、この兄弟の中の選択肢として存在するのだろうか。

(私自身にないんだし、どうなのかしらね。)

それに、痛いのは嫌いだからそんな死に方はしないわ。

「昔、私が料理をしようとして火傷したってだけよ。そんな物騒な話じゃないわ。」


【募集の追加了解です。参加できそうな中文スレあるかしら。なんてちょこまか見回ってるんですけど入るのが怖くて(・・;)】



>>24

【特に不備はございませんので楽しんでくださいね!

あと、差し支えなければ募集にルーカス=カプドヴィエルで乗っかりたいです[壁|д・`。 )】