二次なりきり掲示板
- Re: プリムラジュリアンの花束の夢【中級者向けスレ】 ( No.29 )
- 日時: 2016/03/30 15:16
- 名前: ゆきしま ◆BV.fqgxxRU (ID: prO3xdH6)
- 参照: http://やっぱりなりオリ楽しい。
>>27
【ルーカス=カプドヴィエル/屋敷内/食堂にて】
自分は、彼と彼女が過去に何があったかなんて知らないし、正直言ってしまってどうでもいい。だが明らかにこちらと違う態度はやはり普段の行動故か。チョーカーの意味も、人の過去も知らないルーカスは適当に日々を生きている自分のせいだと結論づけた。もっとも、それでもこうして朝食を作ってくれるし、世話をしてくれるから何ら不都合はない。
「あらあら、妬けること。なんだか蚊帳の外のようだわ。お邪魔かしら。それなら冷めてもいいからあとでお部屋に持ってきて頂戴よ。ああ、それとも熱い空気に触れたら冷めないのかしら。」
冗談よ。
と、二回目の台詞を言えばそろそろ埃かぶってくるであろう暖炉を眺める。赤レンガが美しい暖炉の上には美術館にでもおいていそうな聖母の絵画。嗚呼、神よ。我らが母よ。こうして日々の糧を得ても尚自分が満たされないのは、自分に原因があるのか。
(なあんて、)
「そうねえ、助けて頂戴。近くに追悼の花を贈られるより、焼け焦げても救い出してくれた方が嬉しいわ。」
死にたくないからではない、むしろ生きていたくはない。世界に何かを残したいわけでもない。でも、どうしても痛いのは嫌いだ。感覚がなくなっても燃え続けていることは耐えられない。痛いのは、苦しいのは、辛いのはどうしても。
そんなことを話しているうちに目の前に置かれた朝食、なるほど本来食べ物はこのような色をしていて黒一色なはずはない。改めて自分の生活能力の低さを客観的に(自分のことであるのにも関わらず、だ。)知り、本来はこうあるべきなのだと心の中で一笑した。
「オレンジジュースあるかしら。ミルクはお腹壊しちゃうから苦手だわ。」
なかったら水でいいわ、と付け足したルーカスは極めて失礼な発言をするシルヴァンに「昔の話よ。」と言う。
「お腹がすくのは私にとっては耐え難い苦痛よ。だからしたの。結果的にももっと辛いことになってしまったけれど。そうね、色がついてる食事を作ってくれる子は好きなの。いつかお嫁さんに来ないかしら。」
三度目の、冗談だった。
>>27
【カプドヴィエル家は年齢順です。入った順だと、決めなくてはいけないので。改めていつも私のスレに入って下さりありがとうございます。このスレも誰も来ないで流れるのかと思いましたが予想外でした。】
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