二次なりきり掲示板

Re: プリムラジュリアンの花束の夢【中級者向けスレ】 ( No.31 )
日時: 2015/05/05 05:58
名前: 尾宮 ◆UI78YI0I2I (ID: LuHX0g2z)


>>29 >>30

【シルヴァン=カプトヴィエル/屋敷内/食堂内にて】
 

「あはは、クラーチェとは別に妬かれる様な間柄じゃないよ。でも、そう、君が助けて欲しいって言うんだったらその時が来たら助けることにしようかな。僕も見知った顔の死体はなるべく見たくない」

(まあ、僕のそんな意見は気にしなくていいんだけどね)

いつだってそうだ。そうした他人からの頼まれごとを苦に感じていないから、自分にできる限りのその人の望みを叶える。残りの人生はそんなことの繰り返しで構わない。
自身の死を願う死にたがりの住まうこの屋敷の中で、彼は希のベクトルを「死」よりも「生」の方に傾けている。だから妹たちの様に自ら死のうとは思わない。
自ら死ぬのは好ましくないけれど、けれども生きるもシヌも他人の自由、そう思っているシルヴァンは適当で軽薄なことしか言わないのだ。

それなのにクラーチェはどうしてこんな自分にだけ、顔色を変えるのか。シルヴァン自身は良くわからなかった。
全てはクラーチェのみぞ知る深層なのだろう。

指の関節に圧を掛ければ、ポキ、ポキと音が鳴る。この関節が呻くようなこの感じがシルヴァンは好きだった。後ろから掛けられる声に返答しながら、シルヴァンは自分の指を弄っていた。

「僕もオレンジジュースでいいよ」

そう言って今度は意識をルーカスの方に向ける。

「ふうん、そっか。まあお腹がすいているんだったら賢明な行動だっただろうね。できれば君が家事をしているところを見てみたかったよ」

実際、ルーカスが料理をしている様子なんてレアなモノはきっとこの先生きていても1回有るか無いかくらいに思っていたから興味を湧くものではあった。ルーカスのことだ、気まぐれを起こしたのかもしれない。

「君の妻になるなら、大層な根性が無いと」

ルーカスの冗談に便乗して薄く笑うと、今度は両方の肩甲骨を縮めて思い切り伸びをする。動物のような遠慮知らずの欠伸が出るのはきっと早起きをしすぎたせいだ。

もちろん、ルーカスの三度目になる其れが情だんだんとシルヴァンは分かっているけれど、それを組めなかった素直な子が居たので、思わずちょっとだけははっ、と笑いを洩らした。


お二方>>

【遅れてすみません;;】


>>28

【黒い十字架に金銀の薔薇ですか……やっぱりどことなく宗教のかほり。そうするとどーでもいい主義でそう言うのに熱心にならないシルヴァンが身に着けているってのはちょっと不自然になってくるかな; ちなみに今、出ている中で気に入っているものってありますか?】

>>29

【なるほど、了解いたしました。いえいえ、こちらこそいつもお世話になっているので。スレ、是非最後まで持続させたいですね^^】