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>>172
祥吾「そうなんだ」

「でもどうして俺なんかに話した？」
これが一番の疑問だ。
俺なんかどうでもいい存在というかこの転校生とはかかわりもすくない。
なのに、どうして俺なんかに…。


>>173
祥吾「もう燿は戻ってこないと思うからここからは俺と斉明であんないするよ」

斉明「それに遠山の事だから大丈夫だと思う」


>>174
裕次郎「何か問題でもあるんですか？」
女性がいないと何の問題があるのだろう。
彼はかなり悩んだ顔をしていた。

>>175
「転校生が来る」と燿が言っていた。
新しいものが大好きな燿はいち早くこの情報をなぜか俺の下に持ってきた。

燿「結構、可愛い感じの子なんだ、これが」

祥吾「へー」
あまり興味がないが、そんなに何回も話されると興味がわいてくる。


>>176
斉明「知らなかった。明日か。ではまだ間に合うな…」
すると、立ち上がって燿の下へ行く。

燿「え、水川、明日なの、誕生日？」
燿が愛奈の下に来て。


>>177
燿「ん、だって斉明とかを誘おうと思っていたら来るんだもん」
だから偶然ってすごいよなーだなんてバカなことを思ってしまった。


>>178
斉明「そっか。じゃあ、多喜で」

普段は自分から人の名前を呼びつけにしないからなんか新鮮だ。
それにしても多喜という名前は変わっているなと思う。
自分が言うのもなんだか結構変わっているんじゃないか？