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>>180
祥吾「分からないじゃん、そんなこと。俺、ばらすかもよ、今の話」
意外にも俺は信用できる奴らしい。
こんな外国人みたいな顔つきなのに。

「それに信用するんだったら裕次郎とかの方が良かったんじゃない？」

学園一、口が堅いと評される皆川裕次郎。
彼に愚痴をはいても絶対に外へ洩れないから一番こういう大事な話をするにあたって都合のいい人物だ。

>>181
燿「なに、そういう事かって？他に何があるんだよ？」


>>182
祥吾「次は…食堂行ってみるか？」
職員室の次に大事と言えば、食堂だろと思い、彼に聞いてみる。



>>184
燿「ふぅーん」
なんだかにやけながら頷き。

「じゃあ、なおさら今日のパーティーに出なくちゃなっ」
二ッと笑う。


>>185
斉明「ああ。…俺も結構珍しいのに、良く知っているんだな」

なんせ、斉明天皇という女帝から取った名前だ。
女帝というのが気に食わんが、自分では結構気にっている名前だ。
だから結構、呼ばれたいし、知ってほしいのだが、俺の名前はなぜか苗字でしかこの学校の人達は呼んでくれない。

なのでこいつが知っているということは、かなり嬉しかった。
自然と笑みがこぼれる。いつもの感情がこもっていない笑みではない笑みが。


>>186
祥吾「噂の転校生…か、あの人が…」
ふぅんと頷きながら見る。
まぁ、可愛いっちゃ、可愛い…。
でも緊張してんのかな、あれ。
なんだか子羊みたいなどと思ってしまった俺。
だからクスッと笑いが少しこぼれた。