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二次なりきり掲示板
- Re: 【中文 / 再建】Seize the day【募集中】 ( No.189 )
- 日時: 2015/07/03 11:33
- 名前: 時谷 空 ◆AdKeSZp7eg (ID: 0ZzzaL.w)
>>166>>187
相変わらずだ、と顔を顰め噂の吸血少女へと視線を移すアルフレートにサラは彼は彼女の知り合いなのだと理解した。そして瞬時に理解する。
二人が知り合いならば、この状況は危険ではないか?と。二人が協力し合おうものならサラに勝ち目は恐らくないかもしれない。
しかし、危機的状態であってもイライザへの興味を捨てきれずにいた。
普通の脱走者であればなんとしてもこの場を離れたいだろう。しかし、サラはこうも考えていた。二人が知り合いならばここで彼の情報を手に入れることが出来るのではないか、とも。
サラはぞくりと身震いをしアルフレートへと問いかけるイライザへと視線を移すとちょうど彼女と目が合う。その瞬間、突然の風に煽られ目を閉じるが、風が止み目を開くと何かに気づいたように大きな目を見開くイライザに、サラはワイシャツが捲れシリアルナンバーが見えたのだと感づく。
以前、彼女に対峙した脱走者仲間が言っていた言葉を思い出す。
あの女に捕まったら最後だと。誰か囮にしてやっと逃げ切れるのだと…。
そして捕まった者はほとんどの血液を吸い取られ、生き残れる可能性は低い。
そう残された言葉が今サラの脳内で再生される。しかし目の前の少女は特に何かを仕掛けてくるわけではなくただこちらを見ているだけだった。
その姿に注意深くイライザを観察しながら先程アルフレートに問いかけた言葉にサラが答える。
「サラよ。サラ!覚えておいてね、これからもきっと貴方達にこうやって会いに来るだろうから」
戦意のなさそうに見えるイライザとアルフレートにサラは逃げ切れると判断し、少しだけ強気ににこりと笑いかけ2人から距離をとるように後ろに下がる。
【遅れてすみません…!こちらこそ短めで何一つ状況進めてなくてもしわけないです…!】
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